私用Fabricマイクラ鯖バージョンアップの方法

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目標:現在のワールドを次のバージョンに移行する

環境

  • OS : Ubuntu 24.04 LTS
  • MCS Manager 導入済み
  • Minecraft : Fabric+Lithium(軽量化Mod)

手順1:既存インスタンスを終了しフォルダ複製

MCS Managerを開き、上のバーの「応用例(instance)」から実行中の既存鯖のインスタンスを開く。

終了ボタンを押し既存鯖のインスタンスを停止させる。

次に、上のバーの「ノード」から「localhost」のカードを見る。そのカードの左上のコンソールのマークのボタンからマイクラ鯖が動いているPC/サーバのコンソールに飛べる。

そこから、既存鯖のフォルダごと新しい名称にコピーする。

# cd /home/piyo/ ※パスは例

とんでもなく脆弱ですが、MCSのコンソールはなぜかルート権限でアクセスできます。そしてcdがルートディレクトリの状態から始まるので既存のマイクラ鯖の本体を入れてるディレクトリがある場所まで移動します。

# cp -r fab_1.21.x fab_1.21.y
  • cp:コピーコマンド
  • -r:再帰 (子ファイル等も対象)
  • fab_1.12.x:コピー元、ここでは既存鯖
  • fab_1.12.y:コピー先、次のバージョンの鯖の雛形

手順2:旧実行ファイル削除

fabric-server-mc.1.21.x-loader.0.16.14-launcher.1.0.3.jarみたいなファイルがサーバーの本体です。

手順1でコピーしたディレクトリの中に移動します。既存鯖の本体をdeleteします。ついでに前のバージョンのマイクラ本体が入っていたversionsフォルダも新バージョンでは不要なので削除します

# cd fab_1.21.y

# ls
> banned-ips.json
  config
  fabric-server-mc.1.21.x-loader.0.16.14-launcher.1.0.3.jar <=消す
  logs
  ops.json
  usercache.json
  whitelist.json
  banned-players.json
  eula.txt
  libraries
  mods
  server.properties
  versions <=消す
  world

# rm fabric-server-mc.1.21.x-loader.0.16.14-launcher.1.0.3.jar
# rm -r versions

rm:削除_対象 -r:再帰

手順3:新VerのLauncherをDL

Download Minecraft Server Launcher
The home of the Fabric mod development toolchain.

このサイトから最新版をダウンロードするcurlコマンドがコピペできる。

# curl -OJ https://meta.fabricmc.net/v2/versions/loader/1.21.y/0.16.14/1.1.0/server/jar

これをcdそのままで実行。ダウンロードできたら一旦コンソールから離れる。

手順4:インスタンスを作成

「応用例」の画面から「アプリケーションの作成」する。

  1. 鯖の種類を聞かれるので「Minecraft javaエディション」を選択。
  2. どのノードに展開するか聞かれるので「localhost」を選択。
  3. デプロイ方法を聞かれるので「サーバー上の既存のファイルを選択」を選択。

入力フォームが3つ現れるのでそれぞれ入力。

  • インスタンス名:Kihamda Server 1.21.y with fabric ※分かりやすい名前
  • 開始コマンド:手順3のサイトの「Launch Command」から実行コマンドをコピペ
  • サーバーファイルディレクトリ:手順1で作成したフォルダへの絶対パス

これで完了すれば新しいバージョンのインスタンスを実行できる。

補足:簡略化バージョン

多分ここまでみたいなめんどいことをしなくても、更新失敗時のロールバックさえ氣にしなければ以下のような手順で可能です。

  • インスタンス停止
  • 旧実行ファイル削除
  • 新実行ファイルDL
  • インスタンスの設定書き換え

詳しい検証はしていないので私はやりませんが。

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