3年ほど前、自分が中学1年生だったときの夏休みにYDA138アンプキットというものを買い、制作しました。その時の記録が色々残っているのでこのサイトで紹介したいと思います。
制作
電子工作という面では上記の方のサイトを参考にさせていただきました。はんだ付けが必要ですが、ある程度経験をしている人であれば、特段難しく感じることはないと思います。


このような包装で届きました。
実際にはプチプチごと封筒の中に説明書と一緒に入っています。


完成するとこんな感じになります。
ケース制作

金が無いのでケースは自作です。

木がむき出しなのも味があっていいですね。前面のプラ版は不便だったので外しましたが、現在でもこのケースは現役です。
改造その1:入力部分コンデンサ交換
さて、ここからが本題です。
このアンプは数値データが合っていれば結構改造が効きます。こんなの、改造しないほうが難しいですよね????
ということで。自分が実際にやってみていい感じになった改造を紹介していきます。
入力にあるカップリングコンデンサの交換
このキットに搭載されている入力カップリングコンデンサ(以降入力コンデンサ)は、ELNAのRBD BPという電解コンデンサ搭載されていました。当時中学1年生だった私は、この電解コンデンサはオーディオ用の無極性ですが、電解コンデンサなので音質は微妙な感じになるという評価だということを知りました。

そこで、以上のサイトを参考に、この部分の部品にはフィルムコンデンサの方が良いと思ったので、そのコンデンサを新しいフィルムコンデンサに交換しました。

検討した部品のリストと実際にはんだ付けして試した評価は以下の通りです。
- デフォルト:ELNA製の何かキットの付属品。
- 積層型メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ
青いキャンディみたいでかわいい。つけたときの音は少し丸い音で長く聞いていて疲れない感じの音だった。 - ECQE2
茶色い見た目で電子部品という感じがする。音は尖った感じに感じた。

オーディオ経験者なわけではないので全然詳細ではないですが参考になれば幸いです。最終的に自分はこのアンプをBGM的な感じでずっと聞く用途で使うことを踏まえて、2個目のコンデンサを採用しました。
別の理由でWIMAも買っちゃいました。
改造結果
かれこれ3年近くこのコンデンサで過ごしていますが不満はないです。
とにかく、入力段のコンデンサの交換はしたほうがいいです。音が劇的に変わります。
改造その2:電源部のコンデンサ交換
アンプ改造界隈では王道の「電源系の補強」を行いました。
使用したのは、共立電子で買ってきたニチコン製KTシリーズ 16V 2200μFと父親からもらったニチコン製MUSE ESシリーズ 16V 470μFです。それぞれもともとあった電源部の平滑コンデサと入れ替えました。

出力部のコンデンサ交換

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